“ちゃんとしなきゃ”で、壊れるまで頑張ってしまった
38年会社員を続けた私が、ようやく気づいたこと
朝、目が覚めた瞬間。
最初に浮かぶのは、
「今日、休めないかな」でした。
まだ布団の中なのに、もう疲れている。
身体が重い。
でも、行かないわけにはいかない。
私は長い間、そんなふうに会社へ通っていました。
車を運転しながら、信号待ちで空を見る。
鳥が飛んでいる。
「あぁ…どこか遠くへ行きたいな」
そんなことを、ぼんやり考えていました。
今思えば、かなり限界だったのだと思います。
でも当時の私は、自分が限界だなんて、
思っていませんでした。
みんな頑張ってる
社会人なんだから
これくらい普通
そうやって、自分の苦しさを、
ずっと小さくしていたんです。
肩こり。
頭痛。
鼻づまり。
息苦しさ。
身体はずっと、サインを出していました。
でも私は、気づかないふりをしていました。
というより、感じないようにしていたのかもしれません。
だって、止まってしまったら。
自分が壊れてることを、認めることになるから。
私は、「ちゃんとした人」
でいたかった。
迷惑をかけない。
空気を悪くしない。
言われたことをやる。
頑張る。
ちゃんと働く。
でも、「ちゃんと」を頑張るほど、
どんどん苦しくなっていったんです。
今なら少しわかります。
私は、「自分を後回しにする能力」
が、すごく高かった。
だから、限界を超えても、
動けてしまった。
真面目だった、
とも言えるのかもしれない。
でも同時に、自分を大切にすることを知らなかった。
当時の私は、生きている、
というより、こなしている、
という感覚でした。
朝起きて、
会社へ行って、
疲れて帰って、
寝る。
また朝が来る。
その繰り返し。
未来を楽しみにする余裕なんて、
ありませんでした。
ある時、喘息発作で、
息が吸えなくなったことがあります。
本当に怖かった。
呼吸って、こんなに大事だったんだ。
生きるって、こんなに必死なんだ。
その時、初めて思いました。
私は、ずっと無理をしていたんだな、と。
でも不思議なんです。
あんなに苦しかったのに、
当時の私は、
「自分が悪い」
と思っていました。
仕事ができないから。
弱いから。
気にしすぎるから。
もっと頑張れないから。
そうやって、ずっと自分を責めていた。
その後、ストレングス・ファインダーに出会いました。
そこで初めて、
「人には特性がある」
「人には誰にでも強みがある」
と知りました。
私は、壊れていたわけじゃなかった。
ただ、ずっと自分に合わない戦い方、というか
自分らしさを自分で認めていなかっただけだったのかもしれない。
そう思えた時。
少しだけ、呼吸が楽になりました。
今でも私は、完璧に自己受容できているわけではありません。
比べて落ち込む日もあります。
また頑張りすぎる日もある。
でも、昔よりは少しだけ、
「今日は無理してるな」
と気づけるようになりました。
もし今、
「ちゃんとしてるのに苦しい」
そう感じている人がいるなら。
あなたが弱いわけではないのかもしれません。
もしかしたら、長い間、
自分を後回しにし続けてきただけなのかもしれない。
頑張ることは、悪くない。
でも。
頑張り続けないと存在してはいけない。
みたいな生き方は、少し苦しい。
私は、かなり遠回りして、
ようやくそれに気づきました。
同じように、
「ちゃんとしなきゃ」
で、自分を後回しにしてしまったこと。
あなたにもありますか?
よかったらコメントで教えてください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


